テスコム電気株式会社は、同社グループの従業員のパソコンが、2022年2月3日にマルウェアである「Emotet」に感染したことを2022年2月4日に発表しました。
「Emotet」とは、攻撃者による不正なメールに添付されたファイルを開くことで感染し、個人情報を盗み取られ、抜き取られた連絡先へまたメールを送りつけられるといった大規模な感染の可能性のある悪質なマルウェアです。感染したPCから社内関係者の氏名、メールアドレス、件名等のデータが一部外部に流出したとのことです。また、同者従業員を装った第三者から、窃取されたアドレスを持つ複数人に不審なメールが発信されている事実を確認しているとのことです。
不審なメールの見分け方として、送信者とアドレスが異なっている特徴があるとのことです。また同社のメールは@以降「*****@tescom-japan.co.jp」とのことであり、確認をするよう、またメールを開いてしまっても、ファイルは開かず削除するように注意喚起をしています。
引用元:https://www.tescom-japan.co.jp/news/14824
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。