株式会社エービーシーマートは、同社の運営するECサイト「ABC-MART公式オンラインストア」において、顧客のクレジットカード情報が漏えいした可能性があることを2022年10月25日に発表しました。
2022年7月28日に株式会社ショーケースより、画面表示最適化サービスのプログラムが第三者によって改ざんされた可能性があると連絡を受けて、同ECサイトも使用していた画面表示最適化サービスの利用を停止したとのことです。株式会社ショーケースは2022年7月26日に同社取引先よりソースコードに不審な記述があると連絡があり、調査の結果不正アクセスにより改ざん被害にあったこと2022年10月25日に発表しています。
情報漏えいの可能性があるのは、2022年7月24日~26日の期間中に同ECサイトにてクレジットカード情報を入力した顧客2,298件のカード番号、有効期限、セキュリティコードとのことです。
引用元:https://www.abc-mart.net/shop/pages/info-2022.aspx
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。