株式会社ショーケースは、同社の提供する「フォームアシスト」「サイト・パーソナライザ」「スマートフォン・コンバータ」において、第三者による不正アクセスによりソースコードが書き換えられ、一部取引先のウェブサイト等で入力された情報が外部へ流出した恐れがあることを2022年10月25日に発表しました。
2022年7月26日に同社の取引先より「フォームアシスト」のソースコードに不審な記述があるとの報告がり、調査の結果ソースコードの書き換えが行われたことが判明したとのことです。原因は、システムの一部脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスによるものとしています。一部取引先のウェブサイト等で入力された情報が外部へ流出した可能性があることが判明しましたが、情報が流出した可能性がある取引先は限定的であると発表しています。問題が判明した後、対象サービスのソースコードの修正、第三者の侵入を遮断する処置、新設サーバーへの移行等の再発防止策をとっているとのことです。
引用元:https://www.showcase-tv.com/pressrelease/202210-fa-info/
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。