株式会社立花書房は、同社の運営する旧「立花書房ウェブサイト」において第三者による不正アクセスを受け、顧客の個人情報が流出した可能性があることを2022年1月11日に発表しました。
2021年9月8日、一部カード会社から同サイトを利用した顧客のカード情報の流出懸念の連絡を受け、カード決済を停止し第三者機関による調査を開始したところ、同サイトにてカード決済をした顧客のカード情報が流出、また一部顧客のカード情報が不正利用された可能性が発覚しました。原因は同ウェブサイトのシステムの一部脆弱性をついた第三者の不正アクセスによるカード決済ペイモジュールの改ざんによるものとしています。情報流出の可能性があるのは2021年1月8日~2021年8月20日の期間に同ウェブサイトにてカード決済を行った顧客1,144名のカード名義、有効期限、セキュリティコードとのことです。
引用元:https://tachibanashobo.jp/archives/133
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。