不正アクセスの調査結果と対応策　国立成育医療研究センター

国立成育医療研究センターは、2021年1月4日に同センターに関連したWebサイトのサーバーに不正アクセスが行われた件につき、調査経過と対応策を2021年10月6日に発表しました。

 概要

Webサーバー内に無関係なファイルが作成され、既存のもののヘッダーなどのWebサイトの外見や動作に影響のない部分が書き換えられていたとのことです。通常の閲覧方法ではたどり着かず、検索結果から辿っても表示されないとのことでした。
原因はWebサイトの管理システムとして使用されていたWordPressの管理用ID・パスワードを取得、不正利用によるものとされています。また、取得された原因は推測しやすいパスワードだったためと推定されました。また発見翌日まで委託先業者に連絡がつかず、当日に緊急対応ができなかったこと、アクセスログの保存期間の設定が比較的短く、アクセスログからの調査に限界があったことも原因とされています。対応策としては、IDパスワードの運用の適正化、委託先業者の管理、対応の改善、センター側の管理体制の見直し、ログ及びバックアップについての運用改善等をしていくとのことです。

引用元：https://www.ncchd.go.jp/news/2021/211006.pdf

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