岡山大学は、同大学の医師が個人で使用していたクラウドサービス用ID、パスワードをフィッシング詐欺により窃取され、クラウド上のデータにアクセスできなくなったことを2021年8月4日に発表しました。
当該クラウドサーバには治療経過を確認する資料として収集された延べ269人の個人情報を含む患者情報が入ったファイルが保存されており、攻撃者により閲覧可能な状態になっています。尚、現時点での情報の悪用等は確認されておらず、大学基幹システム、電子カルテなどの医療情報システムへの不正アクセスを確認されていないとのことです。
引用元URL:https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id10452.html
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