株式会社中日新聞社は不正アクセスにより顧客の個人情報が流出した可能性があることを2021年6月24日に発表しました。
2021年6月23日23時頃、株式会社中日新聞社がキャンペーンWebページの運営業務を委託している「株式会社ランドマークス」に不正アクセスがあり、サーバー内に保管されていた個人情報が削除されたとの報告がありました。その件数は約143,000件です。同社は削除されただけでなく、データ流出した可能性があると認識しているとのことです。流出した可能性のある情報は以下の通りです。いずれもWebのキャンペーン応募ページから応募のあった個人情報(氏名、住所、性別、年代、新聞購読歴、電話番号、メールアドレス)です。
・東京新聞 2009 年~2012 年の「ほっとフォト・コラム」
2011 年~2012 年の「東京ほっと大検定」
2013 年~2019 年の「東京ほっとフォトコンテスト」
2014 年~2017 年の「東京ほっと Web ワクワクプレゼントキャンペーン」
・中日新聞 2015 年の「中日新聞懸賞キャンペーン」
2016 年~2019 年の「中日新聞ほっと Web キャンペーン」
・北陸中日新聞 2016 年の「北陸ほっとフォトコンテスト」
引用元URL:
https://static.chunichi.co.jp/pdf/article/b3134e2ec02dfab7c0b5abb7e7aa09be.pdf?_ga=2.155154872.1496981451.1624862105-799028669.1624862105
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。