株式会社KADOKAWAは台湾の子会社である台灣角川のサーバーへ外部からの不正なアクセスがあったことを2021年6月4日に発表しました。
2021年6月3日台湾角川のサーバーに、ランサムウェアとみられる不正なアクセスの可能性があったことを確認しました。直ちに被害の可能性があるサーバーと PC の停止、ネットワークの遮断を行いました。
現時点で、被害は台湾角川のサーバーに留まり、KADOKAWA のサーバーやネットワークへの影響がないとのことです。不正アクセスにより個人情報や企業情報の流出が懸念されていますが、その中にクレジットカード情報は含まれないとのことです
引用元URL:
https://group.kadokawa.co.jp/documents/topics/20210604_f3dmp.pdf
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。