日産証券ホールディングス株式会社は2021年4月26日に第三者からの不正アクセスの影響で、オンライントレードシステム「株価指数先物取引・オプション取引」、「くりっく365」、「くりっく株365」に障害が発生したことを2021年4月27日に発表しました。
2021年4月23日午前8時頃、社内のシステム障害を検知しました。コンピュータウイルスによる感染の恐れがあったため、すぐにネットワークを切断しました。調査の結果、ランサムウェアによる被害であることが判明しました。保有サーバ13台のうち3台が被害を受けています。
引用元URL:
http://www.okano-valve.co.jp/ir/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E6%94%BB%E6%92%83%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%A8%E5%BE%A9%E6%97%A7%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88HP%EF%BC%89.pdf
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。