岡野バルブ製造株式会社のメールシステムやファイルサーバーにアクセスできない障害が発生しています。第三者からの不正アクセスが行われたことが確認されており、同日より社内ネットワークの稼働を見合わせていると2021年4月26日に発表しました。
2021年4月23日午前8時頃、社内のシステム障害を検知しました。コンピュータウイルスによる感染の恐れがあったため、すぐにネットワークを切断しました。調査の結果、ランサムウェアによる被害であることが判明しました。保有サーバ13台のうち3台が被害を受けています。
引用元URL:
http://www.okano-valve.co.jp/ir/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E6%94%BB%E6%92%83%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%A8%E5%BE%A9%E6%97%A7%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88HP%EF%BC%89.pdf
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。