顧客の情報147件を紛失　株式会社キリン堂

薬局チェーンのキリン堂 大久保店が、扱う顧客情報を紛失した可能性があることを、平成29年6月27日に株式会社キリン堂がWebサイトにて報告しました。

引用元:http://www.kirindo.co.jp/news/170627_apology.pdf

被害状況

同社の提供するポイントカードの会員登録用紙 147 通の所在が不明ということで、同用紙に記載されている個人情報には氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、ポイントカード番号 があるとのことです。

範囲としては、同年1月16日から3月12日の間に大久保店に来店し新規会員申し込みとして同用紙に記入した顧客であるが、登録における委託先の企業による会員登録が実施される前に紛失し、同社が控えを保有していないことから本件において該当の範囲は不明であるとのことです。

原因

大久保店から当該用紙を持ち出してから、郵便局での仕分け及び受付作業が完了する間に紛失されたとして、詳細は不明のままとなっています。

経緯

大久保店の従業員によると、同年2月13日及び3月13日にて、同店の別々の社員が近隣の異なる郵便ポストから、1ヶ月分の同用紙を封入したレターパックを委託先へ発送したとのことです。
後、委託先から当該用紙が未着であると報告を受け、本件の検知に至ったとのことです。

対応

同社は社内調査、及び、郵便局へレターパックに付与されている追跡番号に基づいた各郵便物の調査を依頼したが、郵便局内で当該用紙は発見されなかった上、当該用紙は郵便物として受付が行われていないと回答を受け、同社は本件の原因を解明するべく、警察へ被疑者不詳で本件の被害を報告する準備を進めているとのことです。

また、本件に該当するお客様を特定できないことから、大久保店の店頭にて当該カード（紛失した会員登録用紙に対応するカード）を所有する顧客に対し、謝罪と注意喚起を実施しているとのことです。
同社はWebサイト(http://www.kirindo.co.jp/news/170627_apology.pdf)にて本件についての説明、及び経済産業省への報告を行っています。

関連リンク

情報漏洩事例

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