オープンソースのWebブラウザである「Firefox 54」のアップデートにて複数の脆弱性を修正したことを、平成6月13日にMozilla FoundationがWebサイトにて公表しました。
引用元:https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2017-15/
「Firefox 54」はWindows、Mac、Linux、Androidを対象としたサービスで、本件で修正された脆弱性32件の中には、第三者が遠隔操作で脆弱性を悪用し、システムに障害をもたらす可能性があったとのことです。
特に、以下の脆弱性を突かれた場合の影響に対し、同団体はCRITICALと定めています。
「CVE-2017-5472」
フレームローダーに脆弱性を用いて、消滅したノードの使用を思考した際にCSS言語を再生成し、クラッシュが発生
「CVE-2017-5471」
メモリ内にバグが発生しかねない問題であり、第三者によるコードの実行が可能
「CVE-2017-5470」
バグの中にメモリ破損の痕跡があり、第三者によるコードの実行が可能