大学の非常勤講師が生徒の個人情報を含むUSBメモリを紛失し、現在も当該USBメモリの発見に至っていないことを、平成29年6月28日に大阪工業大学がWebサイトで報告しました。
引用元:http://www.oit.ac.jp/japanese/news/index.php?i=4334
USBメモリへ保存されていた個人情報は、同大学で扱う授業資料、及び、平成29年度前期における当該講師の担当する授業の履修者、4クラス129名の学生番号・氏名・小テスト2回分の評価です。
また、USBメモリのパスワードロック設定やファイル暗号化は行っていなかったとのことです。
同月20日、当該講師が他大学の図書館に設置されているデスクトップPCへ、当該USBメモリを接続し、同大学の授業で扱う資料を作成していたが、作業を中断し帰宅しUSBメモリの紛失に気づいたとのことです。
当該図書館やその際利用した公共交通機関への連絡、また、当該図書館へ戻り捜索したが発見に至らなかったとのことです。
本件について警察へ届出て捜索を続行しているが、28日の時点では発見されていないとのことです。
二次被害等は確認されていないとのことです。
本件で情報漏洩の被害にあった生徒を対象に当該講師と担当分野責任者の専任教員が、授業内で状況の説明と謝罪を行い、生徒の保証人を対象に状況の説明と謝罪を書面にて送付したとのことです。