管理者アカウントを奪われ約7万件の情報漏えい 大阪大学

大阪大学は、教育用計算機システムが不正アクセスを受け、管理者IDが盗まれたことにより、合計69,549件の利用者情報が漏えいしたと、平成29年12月13日に発表しました。

 

被害状況

1.漏えいした個人情報(利用者情報が漏えいしたことによるもの)
・本学教職員の ID、氏名、所属、本学発行のメールアドレス 12,451 件
・本学学生の ID、氏名、所属、本学発行のメールアドレス、入学年度、学籍番号 24,196 件
・元教職員の ID(現在使用不可)、氏名、所属、本学発行のメールアドレス(現在使用不可)9,435 件
・元学生の ID(現在使用不可)、氏名、所属、本学発行のメールアドレス(現在使
用不可)、入学年度、学籍番号 23,467 件

2.漏えいした可能性のある個人情報(教職員 59 名のメールに含まれるもの)

・学外関係者の氏名、所属、電話番号、メールアドレス等 7,972 件
・学内関係者の氏名、所属、電話番号、メールアドレス、人事情報、給与情報等 3,586 件

 

詳細は以下の通り

 

*教職員 59 名のメールに含まれる漏えいした可能性のある個人情報
<学外関係者>
・メール本文または添付ファイルに記載された個人情報:
氏名、所属、職名、住所、電話番号、メールアドレス 6,042 件
・問い合わせに対する返信メール:氏名、所属、電話番号、メールアドレス 376 件
・近畿地区国立大学法人等職員採用試験合格者名簿:氏名、生年月日、住所、電話番号、
メールアドレス、学歴 54 件
・採用希望者の情報:氏名、生年月日、住所、メールアドレス、学歴、職歴 30 件
・他大学関係者:氏名、所属、電話番号、メールアドレス 420 件
・イベント作業者リスト:氏名、所属、住所、電話番号、メールアドレス 12 件
・イベント参加者名簿①:氏名、所属 30 件
・イベント参加者名簿②:氏名、電話番号、メールアドレス 86 件
・イベント参加者名簿③:氏名、所属、電話番号、メールアドレス 30 件
・イベント参加者名簿④:氏名、所属 25 件
・寄附者名簿:氏名、住所、電話番号、メールアドレス 367 件
・刊行物送付先リスト:氏名、所属、住所、メールアドレス 500 件
<学内関係者>
・メール本文または添付ファイルに記載された個人情報:
氏名、所属、職名、電話番号、メールアドレス 1,008 件
・業務上作成している各種帳票内に存在する職員情報
人事情報:
氏名、生年月日、所属、職名、個人番号(大学が個人ごとに付与している整理番号)
211 件
社会保険情報(非常勤職員分):氏名、生年月日、個人番号(大学が個人ごとに付
与している整理番号)、標準報酬月額、社会保険料 591 件
・緊急連絡網:氏名、所属、職名、電話番号(自宅、携帯) 252 件
・システムID発行申請書:氏名、生年月日 469 件
・財務会計システム担当者登録申請書:
氏名、大阪大学個人 ID、メールアドレス 1,055 件

 

原因

・教育用計算機システムに不正プログラムが仕掛けられたこと

*どの様な手法かは調査中とのこと

・同システムの管理者 ID が盗まれたこと

 

 

対応

・学外関係者への個別の謝罪

・ホームページでの経緯説明及び謝罪文の掲載

・相談窓口の開設

引用元URL:http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2017/12/13_01

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関連リンク

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