株式会社リニカルは同社のサーバーにて、第三者の不正アクセスの形跡を確認したことを2021年10月5日に発表しました。
同社は、多重認証システム、不正アクセス防止、検知を行うセキュリティソフトウェア、侵入後の検知、分析を行うEDR(Endpoint Detection and Response)サービスを導入しており、マルウェア感染や不正アクセスを未然に防ぐ対策の構築が整っていました。
現状クライアントPCおよびメールサーバーへの不正アクセス及びウィルス感染による被害はないとのことです。現在サーバー復旧に向けて調査、対応を行っているとのことです。
引用元:https://help.sakura.ad.jp/notification/360000338416773/
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。