ネクストリンク株式会社は、第三者による不正アクセスにより同社ホームページの一部が改ざんされ、またメールサービスにも影響があったことを2022年10月20日に発表しました。
2022年8月26日に委託先クラウドサービスセンターを経由して「第三者より不審なwebサイトが公開されている報告あり」と連絡があったとのことです。不正サイトの削除、パスワードの変更、サービスの変更等を実施したところ、改ざんされていることを確認した為サービスを停止したとのことです。その後に、サーバの動作異常が確認され、メールサービスからメール受信不可となったとのことです。また攻撃により、2014年10月~2022年8月31日まで(サーバ容量を考慮すると現実的には直近1年以内)も同社メールアドレスでの送受信メール(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、メール本文または添付ファイルに含まれる情報)が流出した可能性があると発表しています。これにより情報の不正利用、フィッシングメール等のサイバー攻撃が想定される為、不審なメール等が届いても、メール自体や、不審なURLや添付ファイルを開かないよう注意喚起をしています。
引用元:https://nextlinks.co.jp/report.html
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。