株式会社ヴァンドームヤマダは、同社の運営するECサイト「ヴァンドームジュエリーオンラインストア」において第三者による不正アクセスを受け、クレジットカード情報が漏えいした可能性があることを2021年11月25日に発表しました。
2021年10月11日、クレジットカード決済代行事業者から「ヴァンドームジュエリーオンラインストア」において情報漏えいの懸念の連絡を受け、サービスの停止、すべてのデータの保全をするとともに、第三者機関による調査を開始したところ情報漏えいの可能性が確認されました。
原因は、「ヴァンドームジュエリーオンラインストア」のシステムの一部の脆弱性をついた第三者による不正ファイルの設置、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われた為とのことです。個人情報漏えいの可能性があるのは、2021年8月2日から2021年10月11日の期間にサイトにてクレジットカード決済をした顧客2,715名のカード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードとのことです。
引用元:https://vendome.jp/news/news_01.html
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。