株式会社リケンは第三者の不正アクセスに受け、一部顧客情報及び機密情報が流出した可能性の詳細を2022年8月30日に発表しました。
2022年7月17日に同社サーバーにランサムウェアとみられる不正アクセス攻撃を受けたことが確認されました。関係当局、外部の専門調査会社が収取した情報の調査の結果、氏名、住所、電話番号、生年月日等の従業員情報、氏名、会社名、役職、連絡先等を含む取引先の個人情報、氏名、住所、電話番号等を含む2018年3月末時点の株主情報の約6,000件の個人情報が外部に漏えいしたことを確認したとのことです。また、社名、一部エンジン機種名、同社が納める部品数量情報等を含む国内外の顧客に関する情報の約60件の機密情報が漏えいしたことを確認したとのことです。
引用元:https://www.riken.co.jp/upload/2AGBAST-newsja_file.pdf
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。