住和港運株式会社は、第三者による不正アクセスによりランサムウェア攻撃を受けたことを2022年8月5日に発表しました。
2022年6月4日に同社親会社の従業員のPCがサーバに接続できなくなり、同社内で調査をしたところランサムウェアに感染していることが発覚したとのことです。その後速やかに該当サーバのネットワークを遮断し、第三者機関による調査の開始、所轄警察署に被害深刻等を行ったとのことです。調査の結果、グループ会社ネットワークへの不正アクセスが行われたのち、サーバに記録されていたデータがランサムウェアにより暗号化されて、使用できない状態になったと判明したとのことです。
尚、明確な情報漏えいの有無及びその範囲は判明していないと発表しています。
引用元:http://www.sumiwa.com/wp-content/uploads/2d81af2c68c69db5f85b40f6306265a72.pdf
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。