「Emotet」感染被害　株式会社コーケン

株式会社コーケンは同社従業員のパソコンがマルウェア「Emotet」に感染したことを2022年7月20日に発表しました。

概要

「Emotet」とは、攻撃者による不正なメールに添付されたファイルを開くことで感染し、個人情報を盗み取られ、抜き取られた連絡先へまたメールを送りつけられるといった大規模な感染の可能性のある悪質なマルウェアです。
同社従業員のパソコンが感染したのは2022年6月20日で、同社従業員を装った第三者からの不審なメールが複数人に発信されていることを確認したとのことです。
同社は、全社員のアドレスを「*****＠eng.exeo.co.jp」に一新したと発表しています。メールアドレスの＠以降が違うものであったり、暗号化されたZIP形式のファイルが添付されていたり、添付ファイルの解凍パスワードが別送信ではなく本文に記載されている場合は不審なメールである為、メールごと削除するよう注意喚起をしています。

引用元：https://paint-kohken.co.jp/2022/07/20/%E5%BC%8A%E7%A4%BE%E3%82%92%E8%A3%85%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%B8%8D%E5%AF%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8A%E8%A9%AB%E3%81%B3%E3%81%A8%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89/

中小企業情報セキュリティ.COMでできること

組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ１１０番へご相談ください。