サミット株式会社のウェブサイト「サミット予約ネット」の制作・運用委託先である株式会社ジーアール(および株式会社東芝テック)のECサイト構築サービス「オムニEC」へ第三者より不正アクセスがあり、同社を含む複数小売業者の顧客情報が流出した可能性があることを2021年9月16日に発表しました。
原因は、ウェブサイト制作・運用委託先の専用サーバーにシステム上の脆弱性があり、これを利用して悪性プログラムが設置されたことによるものとされています。流出の可能性があるのは2017年9月18日から2021年4月6日の期間中に本件ウェブサイトを利用した顧客の氏名、住所、性別、電話番号、メールアドレス、注文情報等とのことです。
引用元:https://www.summitstore.co.jp/20210916net.pdf
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。