株式会社ジェックは、2021年11月26日に発表された同社への不正アクセス被害の調査完了の報告を2022年1月13日に発表しました。
2021年11月4日、顧客情報が格納された社内ストレージにアクセスできない状態になり、調査の結果、不正アクセスを確認、また顧客情報が漏えいしたことが発覚しました。漏えいした情報は2019年から2021年11月上旬に同社の一社研修およびコンサルティングを実施した顧客企業の担当者約1,000名の会社名、住所、部署役職、電話番号、FAXとのことです。また研修受講者約19,000人分の氏名、部署名とのことです。
該当ストレージは、セキュリティレベルの高いクラウドサービスにデータを移行して業務を行い、サーバは対策を施した上で復元したとのことです。
引用元:https://www.jecc-net.co.jp/20220113
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。