株式会社ワコールは、同社一部のパソコンがマルウェアである「Emotet」に感染し、不審なメールが複数人へ発信されたことを2022年2月7日に発表しました。
「Emotet」とは、攻撃者による不正なメールに添付されたファイルを開くことで感染し、個人情報を盗み取られ、抜き取られた連絡先へまたメールを送りつけられるといった大規模な感染の可能性のある悪質なマルウェアです。特徴として送信者の氏名表示とメールアドレスが異なるようです。同社のアドレスは@以降「***@wacoal.co.jp」とのことであり、確認をするよう、また不審なメールを開いてしまっても添付ファイルの開封や、本文中のURLをクリックしないよう注意喚起をしています。
引用元:https://www.wacoal.jp/info/wacoal/2022/02/post_452.html
組織内で策定している情報セキュリテイポリシーにて、インシデント発生時のガイドラインを策定していも、未知のマルウェアが検出された際の内容に詳しく触れている企業はまだまだ多くないのが現状です。インシデント発生時に意思決定が遅れることで被害が拡大する可能性が高い為、万が一の発生に備えて、初動対応、対応方法等を策定しておく事が重要になります。インシデント発生時のガイドライン策定のご相談や、万が一未知のウイルスに感染した場合は情報セキュリティ110番へご相談ください。