「結論としては中小企業にUTMは必要です。
例えば社内のNASやサーバに重要情報を格納している場合は、社内環境を守る為にUTMで保護することは効果的です。反対に社内にNASやサーバなどがなく業務データはクラウドに置いている場合はMFAを導入したりクラウド側を強化する方がUTM導入よりもコストパフォーマンスは高いかも知れせん。なりすましメールの被害にあっている企業であれば、メールサーバのセキュリティ対策が先です。UTMを導入してもメールサーバを守ることはできません。メールセキュリティ強化事例はこちらから企業によって何が必要なのかは違うので、以下にUTMの必要性を記載するのでヒントにしてもらえればと思います。
下図は個人情報保護委員会がマイナンバーを管理する為に企業に求めているセキュリティガイドラインから一部抜粋
UTMは標的型攻撃の入口、出口対策としても有効です。標的型攻撃に対する対策は、侵入させない為の「入口対策」、入口を突破されてもコネクトバック通信で外に情報を出させない「出口対策」、入口を突破されても被害を拡大しない為の「内部対策」が必要となります。詳しくは中小企業も標的型攻撃のターゲット?をご覧下さい。引用元:標的型サイバー攻撃の脅威と対策
独立行政法人情報処理推進機構https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/11/1127.html
弊社主催セミナーで不正アクセスのデモを実演。当日の様子はこちらから セミナーの様子
よくあるケースとしては他社様からUTMを提案されたが必要かどうか分からないという相談を受けます。現在の環境や業務内容をお伺いできれば、UTMと同じ金額を使うのであれば、サイバーセキュリティ保険へ加入したほうがいい、御社はメールセキュリティの強化をするほうが優先度は高いといった様に、簡単なアドバイスをすることは可能なのでお気軽にご相談ください。
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