デジタルフォレンジックとは、不正アクセスや情報漏えいなどのインシデントが発生した際に原因究明やサイバー犯罪捜査に必要な機器やデータ、電子的記録を収集・分析し、証拠技術の総称のことです。
企業としてデジタルフォレンジックが必要になるケースとは
インシデント発生時に、可能な限り早く現状を対象端末の情報を保全し必要なデータを収集します。その後、収集したデータをもとに、削除や隠ぺいされたデータを復元させます。
ウィルス・マルウェアなどの感染が疑われる場合に、PCを解析して原因を特定します。
重要情報の漏洩が疑われる場合に、PC・サーバー・ネットワークを調査して原因と犯人を特定します。
スマートフォンの通話履歴、連絡先、Eメール、メッセージ(SMS/MMS)、画像・動画、カレンダー、Wifi・Bluetooth接続履歴、MAP(GPS)等の履歴を解析します。
不正アクセスが疑われる場合に、Webサーバーや社内サーバ―等のアクセスについて調査を行います。