動画や音声配信するためのプラグイン「Adobe Flash Player」に脆弱性が発見され、平成29年6月14日にAdobe社、及びIPA(情報処理推進機構)が、各々のWebサイトにて同製品の利用についての注意喚起を行ってます。
引用元:https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb17-17.html
引用元:http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20170614-adobeflashplayer.html
当該製品には、Webサイトの閲覧においてDoS攻撃や、悪意のあるスクリプトを細工される脅威のある「APSB17-17」といった脆弱性が存在していました。
この脆弱性を突かれると、起動中のアプリケーションの突然終了、あるいは、第三者によるパソコンの制御等の様々なインシデント発生が考えられるとのことです。
・「Adobe Flash Player Desktop Runtime」
Windows、 Macintosh、Linux
・「Adobe Flash Player for Google Chrome」
Windows、 Macintosh、Linux、Chrome OS
・「Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11」
Windows 10、Windows8.1
対象製品のバージョンはそれぞれ25.0.0.171及びそれ以前のものとのことです。
各社は本件において、利用者に対し以下の事項を呼びかけています。
・利用しているコンピュータ端末に該当製品がインストールされているか確認
・該当製品の脆弱性に修正を施した最新版へアップデート
・該当製品の要素を含むGoogle Chromeを最新版へアップデート
・該当製品の要素を含むInternet ExplorerとMicrosoft Edgeを最新版へアップデート