インターネットバンキングにて不正を働く、「Gozi」等の感染拡大を目的をしたマルウェア付きスパムメールが、日本を標的に大量に送信されていることを、平成29年6月12日に日本サイバー犯罪対策センター(JC3)がWebサイトにて公表しています。
引用元:https://www.jc3.or.jp/topics/virusmail.html
最近確認されたマルウェアファイル付きスパムメールとして、以下の具体例があります。
例1
・件名
「請求書」
・添付ファイル
「○○の請求書2.xls」
・本文
「いつもお世話になっております。
請求書送付させていただきます。
宜しくお願い致します。」
例2
・件名
「請求書ほか」
・添付ファイル
「請求書(完成届).xls」または「○○○.xls」
・本文
「お世話になります
請求書.完成届.目的物引き渡書
送ります確認よろしくお願いいたします
○○(ランダムな日本人名)」
例3
・件名
「請求書を添付」
・添付ファイル
「御請求書.xls」
・本文
「請求書を添付
12日、月曜日に支払いしてください ※※※※※※※※※※※※※※
○○(ランダムな日本人名)
※※※※※※※※※※※※※※」
または、
「必要書類一覧及び御請求書を
12日、月曜日に支払いしてください
※※※※※※※※※※※※※※
○○(ランダムな日本人名)
※※※※※※※※※※※※※※」
JC3は昨年平成28年の11月より警視庁と連携し、マルウェア付きスパムメールについての警戒情報を早期に発信しており、本件のようなメールを受信した際には開かないよう注意を呼びかけています。