Google Storeにて、ランサムウェアWannaCry対策アプリを名乗るものが複数確認されているが、これらアプリは全てWannaCryの駆除及び防止機能がない上、中には利用者を騙す目的のアプリも出回っていることを、平成29年5月26日にMcAfee(マカフィー)社が、自社のWebサイトで注意を呼びかけています。
引用元:http://blogs.mcafee.jp/mcafeeblog/2017/05/wannacrygoogle--ab08.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+McafeeBlog+%28McAfee+Japan+Blog%29
McAfee社はGoogle Store上ですでに2つ、不審なアプリを確認しているとのことですが、一つは「WannaCry Ransomeware Protection」(下の画像)といい、インストールされると当該アプリ内で他のアプリの広告を表示し利用者を誘導、利用者が誘導先で別のアプリをインストールすることで開発者が広告収入を得る仕組みです。
引用元:http://blogs.mcafee.jp/mcafeeblog/2017/05/wannacrygoogle--ab08.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+McafeeBlog+%28McAfee+Japan+Blog%29
他にも、「Anti WannaCry Virus – Android」というアプリがあり、実際に端末へ被害を及ぼす要素を含まないアプリと見られていますが、今後もサイバー犯罪者による、以上2つのような便乗アプリの流出の可能性があるため注意が必要であるとMcAfee社は指摘しています。
引用元:http://blogs.mcafee.jp/mcafeeblog/2017/05/wannacrygoogle--ab08.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+McafeeBlog+%28McAfee+Japan+Blog%29
WannaCryはWindows OSの脆弱性を対象としたマルウェアであり、Android OS等の携帯に搭載されているシステムには感染しません。