Intelをはじめとする、主要メーカーが提供するプロセッサ「CPU」に脆弱性が存在し、多くの環境に影響を及ぼすことが判明したとJVNが2018年1月4日に発表しました。
投機的実行機能を持つCPU
・Intel
https://newsroom.intel.com/news/intel-responds-to-security-research-findings/
・AMD
https://www.amd.com/en/corporate/speculative-execution
・ARM
https://developer.arm.com/support/security-update
・Microsoft
https://portal.msrc.microsoft.com/en-US/eula
etc
ユーザ権限で実行中のプロセスから、カーネルメモリの情報を取得される可能性があります。脆弱なCPUを搭載した端末であれば、パソコンはもちろん、モバイル端末やクラウドなど幅広い環境へ影響します。また脆弱性を突いた攻撃を受けた場合、ログには残らない為、気が付くことが難しいとのことです。
対策方法
・OS をアップデートする
・CPUを交換する
根本的な解決にはCPUを交換する必要がありますが、OSのアップデートによる影響の緩和も可能とされており、各 OS ベンダによる対策の実装が進められています。詳細については、各 OS ベンダが提供する情報を参照してください。
以下マイクロソフトからの案内
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4072698/windows-server-guidance-to-protect-against-the-speculative-execution
・CVE-2017-5715 「Spectre」と命名されています。
・CVE-2017-5753 「Spectre」と命名されています。
・CVE-2017-5754 「Meltdown」と命名されています。
引用元URL:http://jvn.jp/vu/JVNVU93823979/
引用元URL:https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4072698/windows-server-guidance-to-protect-against-the-speculative-execution