ウイルス・不正アクセスの届出状況および相談状況 IPA

独立行政法人情報処理推進機構(以下IPA)は平成28年7月から9月のウイルス届出件数及び相談状況についてまとめたレポートを平成28年10月27日に発表。
情報提供を受けたメールのうち、標的型攻撃メールと判断したものは123件で前四半期の32件から約4倍へと急拡大した。従来水準を大きく上回る状況で、運用開始以来、100件を超えたのは今回で3回目とのこと。123件のうち、118件に関しては、日本向けに提供されているフリーメールサービスのメールアドレスを使用していた。攻撃に用いられた添付ファイルの傾向は実行ファイルが86%を占めていて、いずれも圧縮ファイルとして送信されていた。その次に多かったのが、microsoftのOfficeファイルを用いた攻撃で、マクロを利用するケースと、既知の脆弱性を攻撃するケースが混在しており、あわせて13%にのぼる。またパスワードを設定したrarファイルを添付し、本文にパスワードを記載するケースも引き続き確認されている。被害が有った届出のうち原因が判明しているものは【ID・パスワード管理不備】が9件、「設定不備」が2件等でした。

 

 

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引用元URL:情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2016/q3outline.html#pdf

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