ウイルス対策ソフト機能比較 2018年度版 

AV-TEST等の第3者のウイルス対策ソフトの評価機関の性能評価で、同レベルの検出率で、且つ日本国内で販売されている主要ソフトの比較表を下記にまとめました。現在の運用で不便に感じていたり、機能として物足りなさを感じている場合は、是非ご参考にしてください。

 

見るべきポイント

下記の表にて差が出ている機能は以下の通りなので、是非比較してみてください。

保護機能

保護機能は脅威に対してクライアントPC等の端末を保護する機能です。

・振る舞い検知

・脆弱性レポート
*脆弱性のあるアプリケーションをレポート

・有害USBのブロック

・デバイスコントロール
*USB等の外付けデバイスの接続を制御

・アプリケーションコントロール

・ウェブコントロール

管理機能

管理機能はクライアントPCの台数や拠点が多い場合に、担当部署が一元管理する際に必要な機能です。

・IT資産管理
*ハードウェアインベントリ
(コンピューター名、IPアドレス、CPU、メモリ、データストレージなど)
*ソフトウェアインベントリ
(インストールされたアプリケーション情報やコンピュータ内の実行形式拡張子を持つプログラム)

*ウイルス対策ソフトだけでなく、サードパーティアプリケーションのインストール/アンインストール
*最新版をインストールしても、複数バージョンが存在する アプリケーション(Javaなど)があると、脆弱性が残り続けてしまう 定期的なインストール済アプリケーションの監査が必要

・パッチ自動配信
脆弱性が報告されている主要なアプリケーションへ、リモートインストール機能でパッチ適用をする

・ソフトウェアライセンス管理
*管理対象アプリのライセンス数量をレポート表示可能
また、ライセンス超過時に管理者へメールで通知する設定も可能

・デスクトップ共有
*ウイルス感染時など、ユーザーが行った操作をヒアリングしながら、 インシデント対応が必要な際などに役立つ機能

・ディスク、ファイル暗号化
ディスクを外しても他のPCでは暗号化されたハードディスクは読めない、指定した拡張子、アプリケーションやフォルダー単位で暗号化。

・ハードウェアレベルでの情報収集
*HDD空き容量、RAM容量やCPUの種類

・EXEレベルでの情報収集

・暗号化

各製品の保護機能の比較
社名

Kaspersky

Trend Micro

ESET

Symantec

McAfee

製品名coreselect (クライアント)select (クライアント・サーバ)Advanced

Corp XG

standard

Endpoint Protection14

Complete Endpoint Threat Protection

マルウェア、フィッシング対策

ファイアウォール

不正侵入防止(IPS/IDS)

振る舞い検知

△ロールバック機能なし*1△ロールバック機能なし*1△ロールバック機能なし*1×

脆弱性攻撃ブロック(AEP)

オプションオプション

脆弱性レポート

××××

有害USBブロック

××××

デバイスコントロール

×△アカウント毎の個別ルールの設定不可△アカウント毎の個別ルールの設定不可

アプリケーションコントロール

×

△ファイルのフルパスの指定でのみ制御可能

×

△ファイルのフルパスの指定でのみ制御可能

オプション

Webコントロール

×△(Advanced以上)

×

WindowsクライアントOS

Mac OS 対応

オプション

Windows Server OS 対応

××

Mac OS 対応

オプション

Linux OS 対応

Desktop
Linux
のみ

(別製品)

オプション

Android/iOS対応

×

×オプション

各製品の管理機能比較

社名

Kaspersky

Trend Micro

ESET

Symantec

McAfee

製品名coreselect (クライアント)select (クライアント・サーバ)Advanced

Corp XG

standard

Endpoint Protection14

Complete Endpoint Threat Protection

IT資産管理

オプション

パッチ自動配信

×××××××

ソフトウェアライセンス管理

×××××××

デスクトップ共有

×××××××

ディスク、ファイル暗号化

×××××××

ハードウェアレベルの情報収集

××

Exe レベルでの実行ファイルの収集

××××

暗号化

××××××別製品

*1ロールバック機能…プログラムの実行を記録し、不正なプログラムと判断したら、処理をロールバックする

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