エクスプロイトは本来、セキュリティホールの検査を目的に作成された検証用プログラムコードですが、一方でサイバー犯罪に用いられることが多く、ソフトウェアやシステムに存在する脆弱性を突くマルウェアの一種としても知られています。
サイバー犯罪において、エクスプロイトによる攻撃の対象となるのは、アップデートが行われていない「WindowsやMac等のOS」「Adobe製のFlashやPDF」「Java」等であり、それら脆弱性をエクスプロイトが悪用します。
エクスプロイトに感染すると、ユーザの意図に反してC&Cサーバ等外部へ通信が行われ、他のマルウェアがダウンロードされます。