ランサムウェアはマルウェアの一種で、攻撃者は、感染させたコンピュータ端末のデータを暗号化し、ユーザへ解除のためのransom(身代金)を支払うよう要求します。
感染経路は、主に不正Webサイトやメールを経由したもので、攻撃者は不正なツールを用いて標的コンピュータのソフトウェアやアプリケーションに存在する脆弱性を探し出して侵入し、ユーザに検知されることなくランサムウェアをダウンロード、及びそれらを実行し、コンピュータ内の重要なデータが保存されたファイルを暗号化して身代金を要求します。
対策としては、サポートが終了しているOSを使用しない、アップデートを自動で行う設定にする、セキュリティパッチを適用、不注意にメールに添付されたファイルの開封や記載されたURLをクリックしない等が挙げられます。
上記以外にも、UTM等のセキュリティ製品を使用することで外部への不正な通信をブロック、つまり、ランサムウェアへの感染リスクを低減させることが可能です。
引用元:
https://www.ipa.go.jp/security/txt/2015/06outline.html